我が家では、「外構費用削減のためにとりあえず砕石敷きにしたが、人工芝を敷きたい!」という経緯で、砕石の上に人工芝を敷いています。施工して2年ほど経ちますが快適に庭を使用しています。
我が家の施工事例を例に人工芝DIYの方法を紹介していきます。
人工芝DIYする前に
施工エリアを決める
今回、人工芝を敷くエリアはこちらです。
南面の庭に人工芝を敷いていきます。庭が三角形になので、庭の形に合わせて人工芝も敷く予定です。今回は、植栽スペースは除外し、タイルデッキの前まで施工します。
約5~6m×3mの範囲なので、20m2くらいあれば足りそうです。
下地を確認する
人工芝を敷く予定のエリアは、防草シート+砕石の仕上げとなっています。
一般的に人工芝施工の下地は、整地した砂+防草シートという組合せがセオリーです。
今回は、砕石の上に敷いた人工芝でも快適なのか?という点に注目したいと思います。
準備するもの
人工芝は、ホームセンターやネットショップで購入可能です。種類も豊富なので、予算に合わせてお好みの人工芝を選びましょう。
人工芝DIYスタート
作業前に注意するポイントが2つあります。
芝目は、人工芝を見る向きによって色合い、太陽の反射具合が変わります。外からの見た目を優先するのか、屋内からの眺めを優先するかの2択です。
人工芝ロールを扱う場合は、2人作業をおすすめします。
では!簡単な部分から人工芝を敷いていきましょう!
実際に仮敷きをして必要な長さでカットした方が失敗がないのでオススメです。カットする際は、人工芝の裏側から裏地のみをカッターで切断するとキレイに仕上がります。表側からカットすると、人工芝のパイル(芝部分)も切ってしまいます。または、パイルを巻き込まないように注意してハサミでカットすることも出来ます。
また、人工芝端部(長手側)の裏地をパイルの付け根ギリギリまでカットしておきます。隣り合う人工芝との境目が目立たなくなり、仕上がりがキレイになります。
人工芝が敷けたら、専用の人工芝ピンで人工芝を固定していきます。
ピンの間隔は、約50cmが推奨です。50cm間隔だとかなり多くのピンが必要になるので、下地の状態や立地などを考慮して固定間隔を長くしても良いかもしれません。
次に、三角エリアに人工芝を敷いていきます。
人工芝を斜めにカットします。斜めのカットは少し難しいですが、裏面からカッターで切断する方法がやりやすいです。
斜めにカットして余った人工芝は、芝目が逆になるので反転して敷けないので注意してください。
こちらも、専用の人工芝ピンで固定しましょう。
完成披露
人工芝DIYが完了しました!
どうでしょうか?人工芝の境目もあまり目立たずに施工できました。もちろん、DIYなので少し粗が目立つ部分もありますが、自分達の庭です!誰も文句を言う人はいません。
庭の雰囲気も良くなり大満足です。
実は、三角地帯で人工芝をたくさん消費してしまい、追加で人工芝を2m購入しています。
人工芝DIYを実施してから約2年経過しましたが、トラブルなく快適に使用できています。むしろ、下地の砕石が馴染んで凹凸が減ったように思うほどです。
まとめ
下地が砕石でも人工芝は敷けます。
整地などの面倒な作業も不要で、気軽にDIYでお庭に人工芝を敷けます。
ホームセンターやネットショップで必要な長さの人工芝を購入して、必要なサイズにカットして、ピンで固定するだけで人工芝のお庭を手に入れられます。
プロに依頼するとそれなりにお金もかかりますが、DIYなら人工芝費用だけです。
施工から2年経っても快適に庭を活用できています。
簡単にできるので、人工芝敷きにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。