庭にテラス屋根があるけど、近所の目線が気になって活用できていない!なんてもったいない事をしていませんか?
目隠しフェンスがオプションで選べるテラス屋根もありますが、費用の問題で採用する人は少ないと思います。
そこで、DIYで目隠しフェンスを作って、思いっきりテラスを活用しましょう!!
計画
我が家のテラスはこんな感じです。
2方向から丸見えで落ち着かないテラスになっています。
テラス屋根の左側面に目隠しフェンスを取り付けてセミクローズ空間にしていきます!
目線をさえぎれば良いのでフェンスの高さは2mもあれば十分です。
1.8mか2mの規格品の木材を切断しないでそのままで使えそうです。
縦格子の太さは見た目のイメージをかなり左右するので慎重に決めましょう!
我が家は、細めの縦格子でスタイリッシュにしたかったので30×40の細めの木材を採用しました。
準備するのも
フェンスの製作イメージができたら、材料を買いに行きましょう!
こちらはフェンス幅1800mmの材料です。
道具はこれだけあればとりあえず大丈夫です。
DIYスタート
塗装
じゃんじゃん塗っていきましょう!!
材料が揃うと組み立てに進んでしまいたい気持ちになりますが、そこはグッと我慢して塗装を済ませましょう。
組み立て前に塗装したほうが塗り残しもなくなり、作業もしやすいです。
20本以上の縦格子用木材に塗装するのはなかなか大変でした・・・
猫の手も借りたいとはこのこと・・・
任せろにゃ!!
組立て
塗料が乾いたらお楽しみの組み立てです!
完成イメージはこちら。
今回のコンセプトは、『テラス屋根に加工しない』です。
梁用の木材を六角ボルトとナットで柱を挟むように固定していきます。
縦格子の木材は、木ねじでガンガン固定しちゃいます。
◆ステップ1
梁用の木材に六角ボルトを通す穴をあけましょう。
このとき、1x4と2x4を各1本ずつを1セットとします。1セットを重ねて、まとめて穴加工しましょう。
まとめて穴加工することで、穴がずれません。
穴がずれて六角ボルトが通らない!なんてことを避けられます。
◆ステップ2
柱に梁用の木材を固定します。
柱の外側に1x4材、内側に2x4材を使用します。
事前に加工した穴に六角ボルトを通して、六角ナットで仮止めしましょう。
4本とも仮止めした状態で、水準器で水平を調整します。水平が出たら本締めします。
このとき、柱と梁用木材の間に滑り止めシートを挟んでおくと、滑り落ちてくる心配がなくなります。
上下ともに同様の手順で固定します。
◆ステップ3
縦格子用の木材を固定します。
木ねじを使用する場所には、事前にΦ4mm程度の下穴をあけておきましょう。下穴がないと木材が割れてしまう恐れがあります。
1本目の縦格子は水準器で垂直を確認して固定します。
下部の隙間はスペーサー(木片など)を使用すると下がそろってきれいに仕上がります。
2本目以降は、下部同様にスペーサーを使用すると垂直確認の手間が省けて作業がはかどります。
すべての縦格子を固定したら完成です。
完成
細めの縦格子ってかっこいいですね!
頑張ってたくさんの縦格子を取り付けた結果です。
ボルトで挟み込んでいるだけなので取り外しも簡単。
程よく視線も遮れてフェンスの効果が出ています!
今回の方法は、幅広の板を使用したカントリー風のフェンスにも応用できます。
好みに合った目隠しをフェンスを作って、テラス空間を活用しましょう!!
我が家も、セミクローズ空間になってテラスを使用頻度が上がりました。
冬場は風もさえぎれるので非常に助かっています。
皆さんもテラス空間で楽しい時間を過ごしましょう!!