冬場になるとお部屋が乾燥しますよね?特にエアコンを使うと乾燥がヒドイです。室温18℃設定で湿度40%なんて簡単に下回ってしまいます。
そんなときに、加湿器があれば簡単にお部屋の湿度をコントロールできます。
しかし、いざ加湿器を購入しようと思っても、「種類が多すぎて何を選べばいいか分からない!」という方も多いと思います。
そこで、我が家がダイニチRXシリーズを購入した際の情報と実機レビューを紹介します。
冬に最適な室温は18~22℃、湿度は50~60%。
参照:ダイニチ工業 公式HP
加湿方式の紹介
加湿法式は大きく分けて気化式、スチーム式、超音波式の3種類あります。他にもう1種類、各方式のメリットを生かしたハイブリッド式があります。
- 気化式
水を含んだフィルターに風をあてて加湿
メリット:加湿範囲が広い、省電力
デメリット:運転音が大きい - スチーム式
水をヒーターで加熱した水蒸気で加湿
メリット:加湿範囲が広い、静か
デメリット:蒸気が熱い、消費電力が高い - 超音波式
メリット:省電力、静か
デメリット:加湿範囲が狭い、清潔性が低い - ハイブリッド式
「気化式×温風気化式」や「超音波式×加熱式」など
ダイニチRXシリーズは、「気化式×温風気化式」のハイブリッド式の加湿器です。
ダイニチRXシリーズの特徴
今回紹介するダイニチRXシリーズはこちらです。
※我が家が3年前に購入したのは、HD-RX717(2017年モデル)です。
加湿方式
ダイニチRXシリーズは、「気化式×温風気化式」のハイブリッド式を採用しており、パワフルかつ省電力な運転を実現しています。急速に加湿したい場合は、温風気化式で素早くお部屋の湿度を上げられ、湿度を維持する場合は、気化式で省電力運転が可能です。
メリット:加湿範囲が広い、省電力、加湿速度が速い
デメリット:運転音が大きい
気化式と同じような特徴ですが、温室気化式によるパワフルな加湿は魅力的です。
ラインナップ
部屋の大きさに合わせて4種類のラインナップがあります。
・HD-RX320
プレハブ洋室 8畳、木造和室 5畳
・HD-RX520
プレハブ洋室 14畳、木造和室 8.5畳
・HD-RX720
プレハブ洋室 19畳、木造和室 12畳
・HD-RX920
プレハブ洋室 24畳、木造和室 14.5畳
プレハブ洋室とは?
木枠と石膏ボードで構成された部屋のことです。
一般的な洋室は、ほぼプレハブ洋室と考えて良いと思います。
外観
外観はシンプルで、飽きの来ないデザインです。
我が家では、寝室にダイニチRXシリーズを設置しています。ダークブラウン基調の寝室なのでとても馴染んでいます。取っ手がついており、満水の状態でも移動可能です。※満水時で約10kg
操作パネル
シンプルな操作パネルで、直感的に操作できます。デジタル表示で現在の湿度を表示します。
お手入れリセットボタンが点滅し、メンテナンスを促してくれます。お手入れリセットボタンは、前回のリセットから2週間後の点滅します。
もちろんチャイルドロックもあります。我が家ではねこたろうが誤操作しまくるので、キャットロックと呼んでいます・・・。1度だけ3秒長押ししたことがありました。
本気を出せば、ロックも解除できるにゃ。
運転モード
湿度は、50%、60%、70%の3段階で設定可能です。
運転モードも、標準、静音、eco、のど・肌の4種類から選択できます。
特殊運転として、おやすみ加湿、ターボがあります。
様々な機能があるので、自分にあった運転を選択できます。
我が家では、静音モードとターボをよく使用します。睡眠中はずっと静かに運転してほしいですし、娘ちゃんの寝かしつけの際は、睡眠の1時間以上前から寝室に居ることが多いので静音モードで運転しています。
また、静音モードでは加湿能力が少し低いので、湿度設定をやや高めにすることで快適な湿度をキープできます。
「今日は乾燥してるな~」と思うときは、ターボで一気に湿度を上げます。湿度表示を眺めていると、みるみる湿度が上がっていくので面白いですよ。
運転モードの詳細は、ダイニチ工業 公式HPを確認してください。
ダイニチ工業 公式HP
メンテナンス方法
2週間に1度、気化フィルタのメンテナンスが必要です。気化フィルタをクエン酸と重曹に浸して数時間放置するだけの簡単な作業です。
①給水タンクを取り外します。
②トレイを引き出し、気化フィルタを取り外します。
③気化フィルタを軽く水洗いします。
④クエン酸を溶かしたぬるま湯に1~2時間浸けて放置します。
効果:カルキや雑菌を除去できます。
⑤気化フィルタを軽く水洗いします。
⑥重曹を溶かしたぬるま湯に1~2時間浸けて放置します。
効果:嫌な臭いを除去できます。
⑦気化フィルタを軽く水洗いします。
⑧気化フィルタ、トレイ、タンクを戻します。
⑨最後に「お手入れリセットボタン」を押して完了です。
一定期間メンテナンスしないと、まず臭いが気になりだしますので、臭いが気になったら急いでメンテナンスしましょう。
メーカー推奨の気化フィルタの交換目安は5シーズンです。しかし、3シーズン目に入った我が家の気化フィルタはそこそこ汚れてきています。また、臭いが気になるまでの周期が短くなったような気がします。
気になる人は、5シーズン未満でも気化フィルタの交換をおすすめします。
使用した感想
加湿能力が高く、デザインも良いので購入して満足しています。
静音モードで運転することで睡眠の邪魔にもならず、睡眠の質も上がりました。さらに、加湿器を使用し始めてから、寝起きにのどが痛くなることがほほ無くなりました。
メンテナンスは2週間に1度必要ですが、作業時間としては10~15分程度なので苦ではありません。
我が家では、8畳の寝室で19畳用の加湿器を使用しています。当初、リビング用でHD-RX717を購入したのですが、寝室で使用することになり過剰スペックとなっています。
しかし、19畳用を使用することで余力を持った運転ができるので安定した湿度管理ができているのかもしれません。
購入を検討されている方も、少し余力を持った加湿器を選択しても良いかもしれません。
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