HP Chromebook x360 14bを購入した際に、HPのUSIスタイラスペンも同時に入手しました。
「USIスタイラスペンが気になっている!」「充電式って使い勝手は良いの?」と考えている方は、是非参考にしてください。
HP:USIスタイラスペンの特徴
仕様
主な仕様はこちらです。
・4096段階の筆圧感知に対応
・本体とのペアリング設定不要
・USB Type-C で充電
・充電しながらの利用も可能
・1回の充電で最大約20日間利用可能(約2時間/日の利用頻度)
・インジケーターランプで電池残量を確認可能
・本体は樹脂製で重量11gと軽量
・長さ142mm、直径9mm
充電式なので乾電池がなくて使用できなくなることはありません。他の製品は、単6乾電池を使用するので入手性が良くありません。家に在庫があることも珍しいと思います。
Uniジェットストリームと比較すると、少し長く、細いです。当たり前ですが、一般の筆記具と比較すると持ちやすさは劣ります。
付属品
付属品はこちらです。
USB Type-Cケーブル、替えペン先×2、ペン抜きが付属します。
ペン先の消耗具合は確認できていませんが、替えペン先が2本付属しているのは安心ですね。
充電方法
本体の一部がスライドして、USB Type-Cの差込口が現れます。
このスライド機構は、ちょっとイマイチです。どこを持ってスライドさせれば良いのか分かりません。
USB Type-CtypeCを差し込むと、インジケータが赤色に点灯します。赤色は充電中のお知らせです。
充電が完了すると白色に点灯します。
ちなみに、電池残量が少なくなると赤点滅で教えてくれます。
1時間もかからずにフル充電できます。電池残量0でも、数分充電すれば使用できるようになりました。
すぐに使いたい場合は、USBケーブルで充電しながら使用することも可能です。ちょっと使いにくいので計画的な充電をおすすめします。
普通に使用していて20日間くらいは充電がもつので、「気付いたら充電する」くらいの気持ちでいれば電池切れの心配はありません。
使ってみた感想
Chrome Canvasを使ってメモを書いてみました。
タッチして描画されるまでの遅延もほとんどなく手書きと変わらない使用感です。
筆圧感知も効いていますが、極端に細く、極端に太くと調整するのは難しいです。おおよその線幅はアプリ上で指定したほうが扱いやすいです。字の入り、出は自然な表現となっています。
パームリジェクションもしっかり効いています。扱いにはコツが必要ですが、紙に描くようにモニターに手が触れた状態で描画できます。画面に触れても大丈夫かな?という気持ちはなかなかなくなりませんが、パームリジェクションは良い機能です。
簡単なお絵かきもしてみました。手書きとほぼ同じ感覚でさらっと書けました。
入手ルート
HPのUSIスタイラスペンの最大のデメリットは入手性の悪さです。
HP公式オンラインストアでも一時的に販売を停止している場合があります。
何日かネット徘徊していたら「在庫あり」の店舗を見つけて、運よく購入できました。
価格は、どこの販売店でも8,800円です。他のUSIスタイラスペンと比較して価格がやや高いのもデメリットです。
どうしても入手したい方は、フリマアプリなどを利用すれば入手できるかもしれません。
まとめ
現在、充電式はHPのUSIスタイラスペンのみです。(2021/3/7執筆時点)
充電式のため、乾電池の在庫を気にする必要がありません。他の製品は単6乾電池を使用するので乾電池の在庫を持っておく必要があります。単6乾電池と言われてもピンときませんよね。
充電が切れていても数分充電すれば、短時間の使用であれば可能です。
描画のしやすさはUSI規格に依存するのもなので、どのUSIスタイラスペンを使用しても変わりないでしょう。
充電式のUSIスタイラスペンが欲しい方は、HP一択です。
最大のデメリットは入手性の悪さです。HP公式オンラインストアでも販売を停止している場合があります。おとなしく再販予約するか、根気よく在庫ありの販売店を探しましょう。